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つわり |
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妊娠5〜6週ごろから「つわり」の症状が、特に早朝や空腹時にあらわれます。
16週ごろには、ほとんどの人がおさまります。
つわりの症状は、人によってかなり違いますが、一般的には、むかむかする、吐く、生つばが出るなどです。
嗜好の変化(食べ物の好みが変わる)や食欲不振などもみられます。
つわりの症状がでる妊娠初期は、胎児もまだ小さいので、それほど栄養を必要としません。
そのため、食事は焦らずに、食べられる時に食べれば大丈夫です。
また、消化の良いものを、少しずつ食べるのもいいでしょう。
つわりは、かなり気分に左右されることもあるので、散歩などで気分転換したり、趣味に関心を向けて楽しく過ごして下さい。 |
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便 秘 |
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子宮が大きくなってくると、腸を圧迫して便秘がちになります。
また、運動不足なども便秘の原因となります。
便秘対策として、規則正しい食事を心がけるとともに、食物繊維の多い食品を積極的に摂り入れるようにしましょう。
また、適度な運動も有効です。
便秘が改善しない場合は、医師に相談しましょう。 |
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頻 尿 |
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大きくなった子宮が膀胱を圧迫したり、膀胱周辺がうっ血して尿が近くなります。
尿をがまんしていると、膀胱炎や腎盂炎になりやすいため、注意が必要です。 |
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おりもの(帯下)が多い |
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妊娠すると分泌されるホルモンの影響で、おりもの(帯下)が多くなります。
毎日入浴し、からだを清潔に保つようにしましょう。
かゆみや痛みをともなうとき、あるいは、黄色い膿のようなものが増えたり、多すぎると感じたら、医師に相談しましょう。 |
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かゆみ |
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妊娠すると分泌されるホルモンの影響で皮膚が敏感になり、お腹や腰のまわりがかゆくなったり、化粧品を使うとかぶれたりすることがあります。
ひどくなる前に医師に相談しましょう。 |
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立ちくらみ |
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急に立ち上がったり、長い時間立ち続けると、立ちくらみしやすくなります。
立ち上がるときはゆっくりとした動作で行い、また、長く立ち続けるのも控えましょう。
ただ、貧血が原因の場合もあるので、血液検査は必ずうけましょう。
日ごろの食事では、鉄分・ビタミンC・たんぱく質を上手に組み合わせて摂るようにしましょう |
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腰 痛 |
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できるだけ正しい姿勢を保つようにし、また、長い時間立ち続けたり、座り続けたりしないよう注意しましょう。 |
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痔 |
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妊娠中は、大きくなった子宮が大腸を圧迫するので便秘になりがちになり、また、子宮が肛門の近くの静脈を圧迫するので、いっそう痔になりやすくなります。
消化の良い食事を積極的に摂るようにしましょう。
また、局所を清潔に保つようにしましょう。 |
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下腿痙攣(かたいけいれん、こむらがえり) |
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下腿痙攣は、カルシウムの不足から起こることが多いため、カルシウムの多く含まれている食品を、ビタミンDとともに積極的に摂るようにしましょう。 |
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静脈瘤(じょうみゃくりゅう) |
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大きくなった子宮により、脚部などの静脈が圧迫され、静脈瘤ができることがあります。
長い時間立ち続けるのは控えましょう。
また、食事の際の糖質や脂質も控えましょう。 |
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むくみ(浮腫=ふしゅ) |
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むくみは、朝起きるとなくなっていますが、夕方ぐらいにひどくなっているのに気づくことがよくあります。
朝起きるとなくなっている場合は、それほど気にする必要はありませんが、早朝から「むくみ」がひどかったり、尿の量が減少したり、体重が異常に増えるようなら、早めに医師に相談しましょう。
普段の食事では塩分を控え、水分も過剰に摂取しないようにしましょう。
たんぱく質やビタミンB1の不足、鉄分の不足も考えられますので、バランスの良い食事を心がけましょう。 |
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乳 房(乳頭) |
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(妊娠20週ごろが目安)乳頭が引っ込んでいるようなら、1日に数回、乳頭をつまみ出すようにして、赤ちゃんが吸いつきやすい形にしておきましょう。 |
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胸やけ、胸がつかえる |
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妊娠後期になって、胸やけ、胸がつかえるなどの症状がみられることがあります。
胃の不快感を感じる人も少なくありません。
これは、大きくなった子宮が胃を持ち上げるために起こります。
消化の良いものを少しずつ、回数を分けて食べるようにしましょう。 |
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出血、破水(羊水が出る)、排尿痛、残尿感 |
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出血、破水(羊水が出る)、排尿痛、残尿感などがあれば、直ちに医師に相談しましょう。 |