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着床した受精卵の外側は、絨毛とよばれる細い枝のような突起物が出て、この絨毛が子宮内膜に入り込んで栄養を摂り込み、成長をはじめます。
同時に、子宮内膜は絨毛と一緒になってどんどん発育し、胎盤をつくります。
胎児にとって胎盤は、必要な酸素や栄養などを摂り入れ、不要な二酸化炭素や排泄物を母体に返す働きをします。 |
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すべての受精卵が着床に成功するわけではなく、受精卵が着床しなければ妊娠は不成立となります。
不成立なら、排卵から12〜16日後に月経が起こります。 |
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受精卵が、何らかの理由で卵管など子宮以外の場所に着床した場合は、異所性妊娠(子宮外妊娠)となり、放置すると、危険な状態になります。 |
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着床した受精卵の初期胎盤から分泌されるhCGという特有のホルモンの検出(少量の尿)により、妊娠の有無は簡単に判定できます。
判定薬(妊娠検査薬)は、薬局で求めることもできますが、より確実を期するためには、医療機関の受診が必要です。 |
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受精卵は、妊娠7週6日までは「胎芽(たいが)」、8週以降に「胎児(たいじ)」とよばれます。
胎児の諸器官の原型は、妊娠初期にほぼ形作られ、妊娠中期には著しく成長します。 |