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早産とは、母体の外で生存可能な場合において、妊娠22週〜37週未満の分娩のことを早産といいます。
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死産は、「妊娠22週以降の妊娠中絶による死亡胎児の出産」と定義されています。
それ以前の妊娠中絶は「流産」とよんで区別されます。 |
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22週ごろには、抵抗力が弱いですが、適切な処置と看護のもと、NICU(新生児集中治療室)の保育器内で順調に発育することが可能です。 |
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(36週以前)、2,500g以下で生まれた場合を「低出生体重児」、1,500g以下の場合を「極低出生体重児」、1,000g以下の場合を「超低出生体重児」といいます。 |
早産には、切迫早産や前期破水などによる自然早産と人工早産の2つに分けられます。
このうち、自然早産の原因の多くは、絨毛膜羊膜炎によるものです。
一方、人工早産は、妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離、前置胎盤
などから、母体や胎児を救うために行われるものです。
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絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)とは、妊娠中に膣の常在菌による上行性感染が起こり、絨毛膜や羊膜に炎症があらわれるというもので、子宮の中にいる胎児にも影響がおよびます。 |
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切迫早産とは、妊娠22週以降37週未満に下腹痛(10分に1回以上の陣痛)、性器出血、破水などの症状に加えて、外測陣痛計で規則的な子宮収縮があり、内診では、子宮口開大、子宮頸管の展退などが認められ、早産の危険性が高いと考えられる状態。
つまり、まだ分娩の時期ではないのに、出産する危険性が高いこと。
妊娠22週〜37週未満で規則的な子宮収縮や、少量の性器出血、水様性帯下などがみられる場合は、切迫早産である可能性が高いといえます。 |
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正常な分娩なら、赤ちゃんがお腹から出ようとしているときに破水(胎胞破裂)するわけですが、子宮口も開かず、陣痛もない時期に破水することを前期破水といいます。 |
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