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食の変化 |
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食を通じたコミュニケーションは、食の楽しさを実感させ、人々に精神的な豊かさをもたらすと考えられることから、楽しく食卓の機会をもつように心がけることは重要ですが、昨今、生活時間の多様化、「単独世帯」の増加等とも相まって、家族等と楽しく食卓を囲む機会が少なくなりつつあります。 |
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A |
食に関する理解や判断力 |
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適切な食品選択や食事準備のために必要な知識や技術があるとする者は男性で約3割、女性で約5割しかないなど、健全な食生活の実現に欠かせない食に関する知識や判断力が低下しています。 |
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B |
栄養の偏り |
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昭和50年代半ばには、米を中心とした水産物、畜産物、野菜等の多様な副食から構成され栄養バランスに優れた「日本型食生活」が実現していましたが、近年、脂質の過剰摂取や野菜の摂取不足等の栄養の偏りが見られます。
野菜の摂取量は、年齢が高いほど多い傾向にありますが、最も摂取量の多い60歳代であっても目標とする野菜の摂取量の350gに達していません。 |
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C |
不規則な食事 |
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朝食の欠食率については、男女ともに20歳代が最も高く、次いで30歳代となっており、年々増加傾向にあります。
また、朝食を欠食する子どもは「つかれる」、「いらいらする」等の不定愁訴を感じる割合が高いことや、毎日朝食を食べる子どもほどペーパーテストの得点が高い傾向にあることが明らかになってきています。 |
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D |
肥満と過度の痩身 |
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近年では、子どもを含めて肥満の増加が見られます。
男性では、30〜60歳の約3割に、女性では60歳以上で約3割に肥満が見られます。
一方、女性の場合は20歳代の約5人に1人がやせており、若い世代を中心にやせている人の割合が増加傾向となるなど、過度の痩身志向の問題も指摘されるようになってきています。 |
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E |
生活習慣病の増加 |
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糖尿病については、全人口の1割を超える1,620万人が「強く疑われる」と「可能性が否定できない」に当てはまります。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が「強く疑われる」と「予備群と考えられる」を併せた割合は、40〜74歳の場合、男性の約2人に1人、女性の約5人に1人にのぼります。 |
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F |
食に関する感謝の念と理解 |
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食べ残しや食品の廃棄を国民一人当たりの供給熱量と摂取熱量の差として捉えると、その差は拡大傾向で推移しています。 |
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G |
食の海外への依存の問題 |
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我が国の食料自給率は世界の先進国の中で最低の水準であり、食を大きく海外に依存しています。
我が国のカロリーベースの食料自給率は、近年では40%で推移しているものの、長期的には食料自給率の低下傾向が続いています。 |
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H |
食文化 |
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国民の生活水準が向上していく中で、人々は多様な食生活を楽しむことが可能となってきました。
その一方で、我が国各地で育まれてきた多彩な食文化が失われつつあると指摘されています。 |
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I |
食の安全上の問題 |
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食品の安全性が損なわれれば、人々の健康に影響を及ぼし、時には重大な被害を生じさせるおそれがあります。
国内外の事案の発生によって食品の安全性に対する国民の関心が高まってきています。 |