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認知症は 、脳や身体の疾患を原因として、記憶力や判断力などの障害が起こり、普通の社会生活がおくれなくなった状態を指します。
これには、主にアルツハイマー病と脳血管障害による認知症とがあります。 |
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アルツハイマー病は、原因が不明で、脳内でさまざまな変化が起こることにより、脳の神経細胞が急激に減って脳が病的に萎縮し、高度の知能低下や人格障害が起こる認知症を指します。 |
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アルツハイマー病では、さまざまな神経伝達物質の減少がみられますが、特に、初期に記憶の働きに関わる神経伝達物質「アセチルコリン」の減少が明らかとなっています。 |
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アルツハイマー病にかかった人の脳では、過酸化脂質が増加し、抗酸化作用のあるビタミンEの濃度の低下がみられます。
また、ビタミンB1を必要とする酵素の低下や血液中のビタミンB1の濃度が低いことも明らかになっています。 |
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脳血管障害による認知症は、脳の血管が詰まったり破れたりすることによって、その部分の脳の働きが悪くなることで起こる認知症です。 |