納豆

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 この「栄養管理&食品」のサイトでは、食品に含まれる栄養管理面上必要な栄養素、特に少量でも人の身体に大きな役割を果たすビタミンやミネラルについて、また、それが人におよぼす影響についてまとめてみました。さらに食品の安全や健康食品などについてもまとめています。人間が生涯にわたって、健康で生き生きと活力に満ちた生活をおくるためには、何よりも「食」が重要だろうと思います。それにはまず、食品の知識をしっかり身につけ、食生活における日ごろの栄養管理が、とても大切になると考えます。

納豆

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栄養素 糖 質 脂 質 タンパク質
ビタミン ミネラル 食物繊維 健康管理
食品の栄養 食生活の留意点 食品の安全 健康食品の豆知識
納 豆
【概 要】
納豆は、大豆を納豆菌によって発酵させたものですが、これには、糸引納豆、塩辛納豆(寺納豆)があります。
調理としては、最も一般的な納豆ご飯、納豆汁(味噌汁)、お好み焼きの具、天ぷらなどにしていただきます。

【有効成分と効用】
ビタミンB2
身体に必要なアミノ酸や糖質、脂質の代謝に働きかけるビタミンで、細胞を再生し成長を促進させる働きや、活性酸素からできる過酸化脂質を分解する働きがあります。
食物繊維、ポリグルタミン酸
整腸作用があるといわれています。
ナットウキナーゼ
血栓を溶かす作用があり、脳血栓や心筋梗塞の予防に役立ちます。
メナキノン−7
骨の形成にかかわり、骨粗鬆症を予防するといわれています。
ジピコリン酸
強い抗菌作用があり、O−157などの病原性大腸菌の増殖を防ぐ働きがあります。
レシチン
記憶力の向上やボケ防止に有効とされています。
リノール酸
血中コレステロール値を下げる働きや血管を広げて血行を促進す働きがあります。
サポニン
血液中のコレステロールや中性脂肪を低下させる作用があり、動脈硬化などに役立ちます。
セレン
強い抗酸化作用があり、ビタミンEとともに過酸化脂質の生成を抑え、がんの予防に働きかけます。

大豆は、消化がやや悪いといわれますが、納豆になると格段によくなります。
骨の形成にはカルシウムやビタミンDが必要ですが、メナキノン−7(ビタミンK2)はそのカルシウムを骨につける働きをするタンパク質(オステオカルシン)の合成に欠かせません。
ジピコリン酸は、納豆菌が増殖する際に生成される抗菌物質で、納豆のネバネバした糸の中に含まれています。
がんや心臓病などの生活習慣病をはじめとして、病気の原因の90%以上は活性酸素が関与しているといわれています。
活性酸素は、生体膜などを直接的にあるいは間接的に傷つけ、がんや生活習慣病を発症させるといわれています。
活性酸素をアメリカでは「フリーラジカル」と呼んでいます。
コレステロールや中性脂肪といった脂質が活性酸素によって酸化され過酸化脂質に変わりますが、これが、がんや動脈硬化の発生原因になると考えられています。

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【主な栄養素】 挽きわり納豆
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
194 16.6 10 10.5 5.9
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 0.8 930
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.14 0.36 0.9 0.29 0
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
110 4.28 Tr
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
2 700 59 88 250

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
2.6 1.3 0.43 1
上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
「Tr」は、微量を表す。

* 下表は、五訂日本食品標準成分表より
【主な栄養素】(糸引納豆)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
200 16.5 10 12.1 6.7
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 1.2 870
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.07 0.56 0.24 0 120
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
1.1 3.6 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
2 660 90 100 190

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
3.3 1.9 0.61 0
上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
炭水化物=糖質+食物繊維

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ビタミン ミネラル 食物繊維 食品の安全
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【穀 類】 そば トウモロコシ 【芋】 コンニャク
さつまいも サトイモ じゃがいも ヤマノイモ 【豆】 小豆
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【豆加工品】 豆腐 納豆 【果 実】 アーモンド
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【キノコ】 エノキタケ シイタケ ホンシメジ マッシュルーム 【海 藻】
青海苔 昆布 ひじき ワカメ 【香辛料】 ごま
コリアンダー ローズマリー ローレル わさび 【調味料】 オリーブ油
【嗜好飲料】 紅茶 コーヒー ココア 緑茶 ワイン
栄養成分の追加 アイスクリーム アヒル卵 アナゴ アワビ イノシシ肉
ウーロン茶 ウイスキー ウォッカ うずら卵 うどん ウメ
ウニ 大麦 オコゼ オレンジ カジキ かまぼこ
鴨肉 からし菜 魚肉ハム 魚肉ソーセージ クジラ肉 クラゲ
クワイ 小麦 サクランボ サザエ さつま揚げ 砂糖
サヨリ サワラ シシャモ シタビラメ シマアジ
シャコ しょうゆ スイカ スズキ スッポン肉
清酒 ゼンマイ ソース 高菜 タチウオ ちくわ
中華麺 ツクシ 天草 トコブシ ドジョウ トビウオ
トリガイ ナマコ にがうり 野沢菜 パン
ビール 広島菜 フグ ブランデー ブリ マス
マツタケ 味噌 メバル メロン モズク モモ
ヤギ ヤマメ ゆば ユリ根 羊肉 ワカサギ
ワケギ ワラビ
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