ニシン

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 この「栄養管理&食品」のサイトでは、食品に含まれる栄養管理面上必要な栄養素、特に少量でも人の身体に大きな役割を果たすビタミンやミネラルについて、また、それが人におよぼす影響についてまとめてみました。さらに食品の安全や健康食品などについてもまとめています。人間が生涯にわたって、健康で生き生きと活力に満ちた生活をおくるためには、何よりも「食」が重要だろうと思います。それにはまず、食品の知識をしっかり身につけ、食生活における日ごろの栄養管理が、とても大切になると考えます。

ニシン

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栄養素 糖 質 脂 質 タンパク質
ビタミン ミネラル 食物繊維 健康管理
食品の栄養 食生活の留意点 食品の安全 健康食品の豆知識
ニシン
【概 要】
ニシンはニシン科の魚で、体色は、背中側が暗青色、腹側が銀白色をし、体長は35cm程度になります。
寒帯性の魚で、北日本、特に北海道の北部から樺太にかけて分布しています。
調理としては、酢の物(マリネ)、塩焼き、蒲焼き、味噌煮、三平汁、にしん蕎麦などにしていただきます。
加工品としては、数の子、バラ子、ミガキニシン、燻製、昆布巻、塩漬け、糠漬けなどがあります。

【有効成分と効用】
レチノール
目や気管支、肺、胃腸などをおおう粘膜を丈夫にする働きがあります。
風邪などの感染症や肌荒れの症状に有効です。
ビタミンB12
葉酸とともに、悪性貧血を抑える働きがあります。
また、神経系を正常に機能させる働きもあり、イライラをしずめ、集中力を高めてくれます。
ビタミンD
がん細胞の増殖を抑える働きや骨を丈夫にする作用を示します。
イコサペンタエン酸(IPA)
血小板の凝固を防ぐ働きや血栓を溶かす働きがあります。
血流を促進する働きで、脳血栓や脳梗塞の予防、また高脂血症や高血圧の改善に役立ちます。
また、炎症をしずめる効果もあるといわれています。
ドコサヘキサエン酸(DHA)
気管支の炎症を抑える働きがあるため、喘息の改善に役立ちます。
また、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きもあります。
さらに脳の神経機能を高めて、脳の老化を予防する働きもあります。
亜 鉛
味覚障害を予防する働きや強精、強壮効果があるといわれています。

レチノールには、過剰症があるため、むやみな過剰摂取は控える必要があります。

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【主な栄養素】 にしん 身欠きにしん
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
246 20.9 16.7 0.2 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 Tr 50 2.7 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.01 0.03 4.7 0.21 12.6
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
12 1.24 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
170 430 66 38 290

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1.5 1.3 0.1 0.04
上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
「Tr」は、微量を表す。

【主な栄養素】 にしん かずのこ 塩蔵、水戻し
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
89 15 3 0.6 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 2 17 0.9 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
Tr 0.01 Tr 0.04 4.5
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0 0 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
480 2 8 4 94

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.4 1.3 0.06 0.02
上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
「Tr」は、微量を表す。

* 下表は、五訂日本食品標準成分表より
【主な栄養素】(生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
216 17.4 15.1 0.1 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
18 0 22 3.1 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.01 0.23 0.42 17.4 13
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
4 1.06 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
110 350 27 33 240

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1 1.1 0.09 0.02
上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
炭水化物=糖質+食物繊維

栄養 糖質 脂質 タンパク質
ビタミン ミネラル 食物繊維 食品の安全
【索引のページ】
【索引のページ】では、「栄養管理&食品」でアップしておりますビタミンやミネラル、食品の栄養、健康食品の豆知識など、分かりやすく具体的にそれぞれの項目をご案内しております。

食品の栄養
【肉】 牛肉 鶏肉 豚肉 レバー 【乳製品】
牛乳 チーズ ヨーグルト 【卵】 鶏卵 【魚】
アジ イワシ ウナギ カツオ カレイ サケ
サバ サンマ タイ タラ ニシン ヒラメ
マグロ 【貝】 アサリ カキ シジミ ハマグリ
ホタテガイ 【魚 介】 イカ エビ カニ タコ
【穀 類】 そば トウモロコシ 【芋】 コンニャク
さつまいも サトイモ じゃがいも ヤマノイモ 【豆】 小豆
インゲンマメ エンドウ ソラマメ 大豆 もやし 落花生
【豆加工品】 豆腐 納豆 【果 実】 アーモンド
キウィフルーツ 銀杏 くるみ グレ-プフル-ツ スモモ
パイナップル バナナ ブドウ ミカン ゆず りんご
レモン 【野 菜】 アスパラガス アブラ菜 イチゴ ウド
オクラ カブ かぼちゃ カリフラワー キャベツ キュウリ
ゴボウ 小松菜 シソ 春菊 ショウガ セロリ
ダイコン たけのこ たまねぎ チコリ チンゲンサイ とうがらし
トマト ナス ニラ ニンジン にんにく ねぎ
白菜 パセリ ピーマン フキ ブロッコリー ホウレンソウ
ミツバ ミョウガ モロヘイヤ らっきょう レタス 蓮根
【キノコ】 エノキタケ シイタケ ホンシメジ マッシュルーム 【海 藻】
青海苔 昆布 ひじき ワカメ 【香辛料】 ごま
コリアンダー ローズマリー ローレル わさび 【調味料】 オリーブ油
【嗜好飲料】 紅茶 コーヒー ココア 緑茶 ワイン
栄養成分の追加 アイスクリーム アヒル卵 アナゴ アワビ イノシシ肉
ウーロン茶 ウイスキー ウォッカ うずら卵 うどん ウメ
ウニ 大麦 オコゼ オレンジ カジキ かまぼこ
鴨肉 からし菜 魚肉ハム 魚肉ソーセージ クジラ肉 クラゲ
クワイ 小麦 サクランボ サザエ さつま揚げ 砂糖
サヨリ サワラ シシャモ シタビラメ シマアジ
シャコ しょうゆ スイカ スズキ スッポン肉
清酒 ゼンマイ ソース 高菜 タチウオ ちくわ
中華麺 ツクシ 天草 トコブシ ドジョウ トビウオ
トリガイ ナマコ にがうり 野沢菜 パン
ビール 広島菜 フグ ブランデー ブリ マス
マツタケ 味噌 メバル メロン モズク モモ
ヤギ ヤマメ ゆば ユリ根 羊肉 ワカサギ
ワケギ ワラビ
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